KISs THe HEARt Let It Be 二宮金次郎さんが耕した水田で田植え修行

二宮金次郎さんが耕した水田で田植え修行


「日本を耕した男」、二宮金次郎。

旧二宮町(真岡市)は小田原藩(神奈川県)から来てくださった二宮金次郎さんの指導により開拓された土地です。

広大な水田は五行川から引き込んだ用水路の水を利用しています。

現在では水田の規模が幕末当時より拡大したため、僕の親戚の水田は地下水をくみ上げ使用しています。

二宮金次郎さんの思想は。

・「積小為大」 ー こつこつと小さいことを積み上げて、大きな成果を得る。

・「至誠」ー この上なく誠実なこと、まごころを表す。

・「報徳」ー 人は天・地・人の徳に報いるため,自ら徳行を実践するしなければいけないということ。

これらを旧二宮町の人達に説き、生活上の倫理を作っていったようです。

僕の4代目ぐらい前のご先祖様は直接ご指導を受けた農民です。

 

「二宮尊徳資料館」で教えて頂いたことによると、「信用組合」を創り無担保・無利子でお金を貸し付け、元本返済後は感謝の「心づもり」で利益のお礼をする制度を運営したとのことです。

担保は信用。

僕がこの資料館で一番興味をもったものは「芋こじ会議」です。

二宮金次郎さんに注目する最大の理由はここにあります。

世は幕末、徳川幕府という独裁政権下で「民主的」に物事を進めていったのです。

「民主主義」の基本は話し合い。

「芋」のカドをすり合わせることで「丸く」する。

二宮金次郎さんは村人を集め意見をぶつけ合わせることで、お互いを知り、地域の問題を知り、共通認識を人々の中に持たせていったのです。

その気になれば権限による「命令」で、物事を進めることも可能だったはずです。

世は侍(さむらい)の時代ですから。

でもやらない。

「信用」・「人徳」が人々を動かすという強い信念があったからです。

この手法は「古事記」から二宮金次郎さんが学んだものです。

八百万(やおよろず)の神が天岩戸(あまのいわと)の中に隠れた天照大御神(あまてらすおおにかみ)をどのように外に連れ出すかを相談したのが「芋こじ会議」。

神の領域である「全開一致」が記されています。

民主主義とは何か…。

アメリカには都心や中央分離帯に「二宮尊徳」の銅像が数多く見られます。

アメリカ人も魅了する民主制の心。

「伝統」や「文化」を軽視する風潮が今の日本は感じられます。

日本人は二宮尊徳の教えを再考するときに来ていると思います。

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農業の修行をすべく赴いたのは、いとこの池田健ちゃんの家。

我ら二人は「近衛兵」、坂本鉄二郎の孫。

トラクターの運転には定評があります。

水田の面積は11町歩。

ゴールデンウィークはまさに戦場。

(帰ろうかと思った…)

東京から文部科学省に勤務している息子の健幸くんも帰省して前線へ。

娘のなつみちゃんも小山から子どもを連れて後方支援。

旦那さんは養豚農家さんなので戦力抜群。

田植えで一番大変なのは、苗の積込み作業だということを知りました(汗)。

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