常識を懐疑しよう!

「資本主義」の定義は恐ろしく難しいものです。そしていつから存在しているのかというもの不明です。

しかし僕たちは確かに「資本主義」という社会構造の中で生きています。物事を表現し、発言していく我々フォトジャーナリストは、この正体を突き詰めてあばいていく使命があります。

「メソポタミア文明の頃から存在した」とか「文明発祥と共に歩んで来た」という意見もありますが、そこまで行ってしまうともう何が何だかわからなくなってしまうので、僕個人的にはイギリスの「産業革命」の頃から変容していった社会構造から「資本主義」と呼びたいと思っています。

それ以前は「絶対王政」「君主制」という制度で、「王様」が国を支配し、その下に貴族が存在、市民を従えていました。

市民から搾取しブルジョワ階級が不労所得によって贅沢三昧の豪勢な日々を享受していました。

しかし「それはおかしいんじゃねーの?」「こんなに税金持っていかれちまったら生活できね~よ!」といって勃発したのがかの有名な「フランス革命」ですね。

「ベルサイユのばら」の舞台です。

この革命によって処刑されたのが、ルイ16世とマリーアントワネットです。

このようにヨーロッパでは革命というもので「権利」を獲得して来ました。日本のようにただ輸入したわけではありません。血を流して権力から勝ち取っていったのです。

その様な中からジョン・ロックやルソーなどの哲学者が出てきて「民主主義」というものが形づけられていったのです。

「民主主義」もタダではなかったのですね。「王政」という「独裁政治」に対抗する形で生まれてきたのです。

その後、イギリスの産業革命によって「王政」にとってかわり、「資本主義」が世界を席巻していきます。

一部の資本家と多くのプロレタリアート(労働者)。

「社長は偉くて、そこで働く従業員は全て服従」というバカげた「常識」が2016年現在でも不可侵の概念のごとく人々の深層心理に深く植え付けられています。

洗脳です。教育、メディア、プロパガンダで人々の心に刷り込まれています。

基本ですが、「労使対等」です。

経営者と労働者の間に上下関係など存在しません。

労働者が社長を解任することだってできます。

労働者の権利を守り、そして主張するために「労働組合」というものが存在し、賃金や待遇改善などの問題に対して「労使交渉」ができるようになっています。

そのために労働基準法というルールがあるのです。

しかし多くの人は言います。

「社長は神様だ!」と。

「怖くて会社には意見できない…」と。

こういった発想や洗脳が、「ブラック企業」を存続させる温床(おんしょう)となっているのです。

唯我独尊・ワンマン経営は否定していきましょう。

社会で大切なのは「権力」ではなく、「ルール」です。

社会における「正義」とは何か?

それは「法律」です。

現代社会は異常です。

「違法」が正当化されている。

昔の人が何のために血を流して「権力者」から「権利」を勝ち取って来たのかわからない。

だまされてはいけない。

「常識」と言う名のパラダイムに。



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