最近、古口先生のサポートで道場生にいろいろと教えたりしています。
学生などに対して思うことは、「果たして空手の指導だけしていればいいのだろうか?」という疑問です。
最初に入ってきたキッカケは親の勧めが大半ですが、やっているうちに空手を好きになり一生懸命稽古に励んでいます。
しかし中学生ぐらいになってくると、将来を意識させなければいけないなと思っています。
中学生には受験があるからです。
周りの大人たちが将来を意識させ、導いてやらなければ誤った方向に進んでしまいます。
「何のために高校にいくのか?」
「高校にいって何をするのか?」
「将来どの様な職業につくのか?」
これらを問いかけ考えさせ意識させなければ、人生の最善を歩ませることはできません。
僕自身が、人生の最善を歩むことができなかった人間です。
後悔しています。
「何のために高校に行くのか?」を教えてくれる人がいなかったために、高校での勉学をおろそかにしてしまいました。
もしこのとき明確な答えを持って、目標に向かっていたならば自分の人生はもっとより良いものになっていたのではないかと思っています。
自分の経験した後悔を後輩たちにして欲しくないと思っています。
そこで最近では、中学生達と進路について話す機会を増やしています。
将来どんな職業につきたいのか?
そのために、どこの高校に進学希望しているのか?
まぁ~、僕もそうでしたが明確に答えられる子などいません。
当然です。
僕なんかの中学生の時の世界観は「週刊少年ジャンプ」によって創られていましたから。
そんなものです。
だから周囲の大人が導いてやらないといけないと考えています。
僕は各個人の個性や学力、得意・不得意、性格などを見て、いろいろなお話をしています。
今はヒヤリング中心で、中学生達がどんなことを考えているのかを聞いています。
学力のおろそかな子には、「問答無用」に学習塾に行くことを進めます。
学力の高い子には、進学すべき高校を明確にさせています。
将来どんな職業に就きたいかなどの考えがない子には、公務員などの「社会に貢献する」職業を勧めています。
部活で活躍して、テレビに映ることしか考えていなかった「アホな高校生時代」を反省いております(涙)