トランプ大統領が「アメリカ第一主義」を唱え、各国から批判を浴びています。
メディアも面白おかしく報道していますね。
これをトランプ大統領のせいにしても仕方がない。
アメリカの大統領なのだから自国の利益を優先に考えるのは、ごくごく当然のこと。
そしてなぜここまでトランプ大統領が「アメリカ第一主義」をまい進しなければいけないのか。
その背景には、アメリカ社会の【瓦解】が目に見えてひどいからです。
社会が正常に機能していない。
資本主義という「イデオロギー」の盟主として、「金(カネ)」を儲けるためなら手段を選ばない。
法律でさえ「金(カネ)」で変えて来た。
その結果が【疲弊した社会】である。
【格差】【貧困】が突出してひどい。
経済学者「ミルトン・フリードマン」の提唱した【新自由主義】。
これは【弱者切り捨て】。
強いものがより強くなる。
強者の【エゴ】と【わがまま】が正義。
「金(カネ)」優先主義。
労働者からの【搾取】の上に成り立つ。
【資本主義】と【新自由主義】がミックスし、社会を荒廃とさせてしまった。
アメリカの【GDP】は世界第一位。
しかし【相対的貧困率】はOECD加盟国中第3位。
【格差】は世界第一位。
堤未果さんの著書「貧困大国アメリカ1・2」を読むとアメリカ社会の酷さが良く理解できます。
このようなアメリカ社会の情勢を理解すれば、大統領である「ドナルド・トランプ氏」が、なぜ【アメリカ第一主義】を唱えるか読み解けると思いますよ。
そしてこれはアメリカ社会だけではなく【日本社会】も似たようなものだということを理解して下さい。
