【過重労働】と【人間の尊厳】

昨年、伯父さんの葬式の時に久しぶりに「つくば」の従兄弟(いとこ)に会いました。

JAXA(宇宙航空研究開発機構)で研究に携わっているというので、『宇宙兄弟』というマンガが好きな僕は超テンションが上がってしまいました。

(お袋の兄弟【10人】、親父の兄弟【7人】、親戚が多いため基本的に『身内』が何の仕事をしているかなどわかりません。【真岡市消防団副団長1人】、官僚1人、警察官(警部補)1人、銀行員2人(みずほ銀行・栃木銀行)、エンジニア1人、売れないフォトジャーナリスト1人、【じいちゃん-近衛兵】【おやじ-真岡鐵道初代駅長】etc)

マンガで書いてあった通り、宇宙飛行士の試験では【閉鎖ボックス】で「ストレス耐性」をチェックするそうです。

そしてこの【閉鎖ボックス】は前もって予約を入れれば一般人でも体験ができるとのことでした。
(絶対体験したい!)

「宇宙食」も食べられるとのことです。(どんな味がするんだろう~か)

また予約を入れれば「宇宙」の説明なども職員の人がしてくれるとのことでした。

「種子島宇宙センター」に行きたいとか、ヒューストンにある「NASA」に行ってみたいとか、1人でしゃべりまくっていたのですが従兄弟(いとこ)の元気がないのです。

きっといろんなところで『宇宙兄弟』ファンの質問攻めにあっているんだろうなと、その時は思っていました。

最近、お袋が「従兄弟(いとこ)」の仕事のことを叔母さんから聞いたことによると、朝8時出勤で夜23時退社とのことでした。

14時間勤務です。

葬式の時に元気がなかったのは、ただ単に疲れていたのです。

過労です。

僕の考えからすれば、人間の身体はこの様な長時間労働に耐えられるようにはできていないので、真面目にやらずに適度にサボってくれと思いました。

しかし僕のお袋なんかもそうなんですが、「長時間労働自慢」や「キツイ仕事自慢」をする人がたくさんいます。

僕からすれば、「いいように使われていただけ」という感じです。

僕も若い頃は【間違った「勤労の美徳」】を地で行っていました。

3日間、風呂にも入らず会社に泊りがけで仕事をしていました。

上司の命令を「ハイ、ハイ」と答え、従順にしていました。

全て【サービス残業】です。

今、政府は【裁量労働制】や【高度プロフェッショナル制度】などを法案化しようとしていますが、こんなものが法律化されたら【過労死・過労自殺・過労うつ】が常態化してしまいます。

労働者にとってはなんのメリットもありません。

電通の「高橋まつり」さんが、希望をもって選択した仕事で【過労自殺】にまで追い込まれてしまう社会が正常なものだとは思いません。

現在でさえ、「ブラック企業」がはびこり異常な労働環境が社会を覆っています。

これ以上の【人権侵害】を正当化させることはできません。

社会はもっと【人間の尊厳】を重視した労働環境の整備をするべきだと考えています。



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