過労死ライン超の月が56ヶ月に渡り【過労自殺】した。
部長昇進から自殺までの8年間で約8000時間の残業。
人間の身体がこんな【労働】に耐えられるわけがない。
しかし企業は「社員」に容赦なくこの様な労働を課す。
【利益】のために…。
この「社員」は部長であったため「管理監督者」として扱われ、残業代の支払いは行われなかった。
残業は多い月で134時間に達し、長時間労働は亡くなるまで続いた。
休日出勤は8年間で367日に及んだ。
【労働】とはなに?
【働く】とはなに?
【企業】に従属するとはどういうこと?
【サラリーマン】ってなに?
これで幸せになれるの?
幸せに生活をするために、賃金を得る手段として【労働】というものがあるのではないだろうか。
しかしこれでは幸せにはなれない。
とてもではないが、人間にこの様な【労働】が可能であるわけがない。
【死】と隣り合わせの【労働】。
この「社員」の【労働】で利益を享受するのは【経営者】。
「社員」として、企業のコマとして、歯車として扱われ、その先に待っているのは【過労自殺】。
この様な社会を正当化することはできない。
企業本位、資本家本位の意識を社会は見直すべきだ。
【労働】は大切かもしれない。
しかし【死】を呼び込むような【労働】には賛同できない。
【企業経営者】も【労働者】も【労働】とは何かを熟考し、お互いが尊重しあえる社会を構築していかなくてはならない。
利益本位、経済成長優先の社会から、【生きる意味】を優先できる社会構築に向かって進んで欲しい。